植木・庭木の伐採

DIYでできる?庭木の伐採

お庭の木が大きくなりすぎて隣の家や道路にはみ出してしまったり、電線に接触してしまったり、日差しをさえぎってしまったり・・・。

そんな大きくなりすぎた庭木の伐採をDIYでしようとお考えの方もいらっしゃると思います。

今回は、そんなDYIで庭木の伐採に挑戦する方のために、庭木の伐採に必要な知識や手順等をご紹介します。

DIYもできる庭木の伐採作業

では、庭木の伐採についてDIYで可能な範囲でご紹介したいと思います。

まず、大前提として庭木は生きている木、つまり生木です。ホームセンター等で買える乾燥した材木とは異なります。

乾燥した材木は、乾燥した木くずを出しながらギコギコ切れますが、生木はそうはいきません。

生木は水分を多く含んでいるためノコギリの刃に木の断面がピタっとくっついたり、ノコギリの目に湿った木くずがつまりったりと、スムーズには切れません。

つまり、乾燥した木材のような軽快なノコギリの動きができないので非常に重労働になります。

伐採に必要な道具

伐採作業の主役はなんと言ってもノコギリ。

直径が約5cm程度までの細い木なら、日曜大工で使うような刃の目が細かい「細目」のノコギリでも切ることはできると思います。

しかし直径5cmを超えるような木の場合は、細目より目が大きい、中目、荒目のノコギリが適しています。

アサリ加工は必須

生木の伐採・切断には乾燥した木材用のノコギリではなく、アサリ加工がされているノコギリがベターです。

アサリとはノコギリの刃を交互に左右に広げて目詰まりを防ぐ工夫のことで、生木の伐採・切断には必須です。

剪定・伐採用のノコギリはだいたいこのアサリ加工されているものが多く売られています。

アサリ加工のされたノコギリなら比較的スムーズに切れますので、新しくノコギリを購入する場合は是非アサリ加工された中目、荒目のノコギリをお求め下さい。

アサリのついた中目のノコギリを1本持っておけば細い木も太い木も切れるので重宝します。

その他に必要な道具等は下図の通りです。

木の枝は複雑に生えていますので、万が一目に入ったりしないよう防護メガネは着用して下さい。

手も軍手などでは鋭い枝等が簡単に貫通してしまうので、革のものを使用して下さい。

伐採の手順

いきなり木を切っていくのではなく、先にメインの幹から外側へ伸びている細い枝をカットします。

それが済んだら幹を切断しますが、幹の上部は幾分細くなっているので、脚立等に乗って上の細い部分を先にカットするのもいいと思います。

前述したように、生木は水分を含んでいますので見た目の割に重い場合がありますので、注意して下さい。

背の高い木の場合は、ノコギリで切れ目を入れても倒れてこないように予めロープで固定するなどして安全に作業を行って下さい。

また、木を倒す必要がある場合は、十分なスペースを確保してから作業して下さい。

伐採した木は捨てやすいように、細かく切断します。

このように道具と手順さえ押さえておけば、DIYでも庭木を伐採する事はできますので、是非参考にしてみて下さい。

DIYの限界

手でノコギリをギコギコやって生木を切っていくのは、決して楽な作業では有りません。

電動やエンジン式のチェーンソーの方が作業は楽ですが、チェーンソーの扱いに慣れていないと大変危険です。

直径20cmm以上、高さ3mを超えるような大きな庭木の伐採作業は、かなりの重労働になる上、危険を伴います。

上図は3mの木を身長170cm男性と比較した図です。

これくらいの大きな木になると、伐採作業をDIYで行うには危険を伴いますので、このサイズがDIYで行える限界と思って下さい。

なぜなら、前述しましたが、生木は水分を含んでいて見た目以上に重量がありますので、上記サイズを超えると非常に危険です。

木の伐採はプロにお任せ

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